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ハードコンタクトレンズのケアについて

先日、ミットランドスクエアで開催されたサンコンタクトレンズさん主催の「コンタクトレンズ技術フォーラム in 名古屋」に参加してきました。

 

プログラムは円錐角膜へのコンタクト処方やハードコンタクトレンズのケアについてなどハードコンタクトレンズを取り扱う眼科スタッフ向けの内容でした。

 

現在はソフトコンタクトレンズを使用する方が多いですが、酸素透過率が良いというメリットがあることや円錐角膜などの不正乱視(*1)にもハードコンタクトが使用されています。

 

円錐角膜の公演も大変勉強になったのですが、内容が処方であったため、今回はハードコンタクトレンズのケアのお話をしたいと思います。

 

 

 

 

使用されている方はご存知だと思いますが、ハードコンタクトに汚れが付着して見えにくくなってしまったり装用感が悪くなることが時々あります。

 

【レンズの汚れについて】

レンズの汚れる原因は涙液由来(たんぱく・脂質・無機塩類)や使用環境由来(化粧品・粘着剤(バンドエイドやつけまつげなど)・花粉・埃)などであり、特に汚れがついた手でレンズを触ることで汚染してしまうことが多いです。

化粧品による汚れも多く、化粧をした後やハンドクリームを塗った後にコンタクトレンズを触るとレンズの曇りやはじきの原因となります。

 

これらの汚れをレンズに付着させないためには、

.譽鵐困某┐譴訌阿砲砲呂靴辰り手洗いをする。

 特にレンズに触る指は念入りに洗います。

このとき気をつけたいのは、洗った手をタオルで拭いてしまったり手洗い後にレンズホルダーのキャップをはずしてしまうこと 

です。

これではせっかく洗った手指を汚染してしまうため、タオルでは拭かないこと、キャップは手洗い前にはずしておくこともポイントだそうです。

 

△化粧をした後にコンタクトをつけると化粧品が付着しやすいため、必ずコンタクトを先につけてからお化粧をしましょう。

 →コンタクトレンズファーストが大切

 

【レンズの洗浄について】

次にレンズの洗い方ですが、清潔に洗浄した指先でこすり洗いをしていきます。このときレンズの外側だけでなく内側もしっかりとこすり洗いをすることが大切です。

すすぎはレンズホルダーに入れて流水で行います。

 

 

汚れがひどいレンズの洗浄は洗浄剤を使用するのですが、一度漬け置きしてからの擦り洗いが効果的です。

このときのポイントは、寒い時期には洗浄剤のタンパク質分解酵素は低温では活性化しないため室温20度以上の暖かい場所で行うことが良いそうです。今の時期は大丈夫ですが、冬場は洗面所よりも暖かい場所での保管や洗浄をお勧めします。

 

 

洗浄剤には

\浄保存液:毎日のレンズケアに使用。蛋白質分解酵素が含まれておりたんぱく汚れに効果があり

研磨剤入り洗浄剤:研磨剤が入っており、頑固な汚れや化粧品の付着などに使用します。

 

(上記のように化粧品などの落としにくい汚れが付着したレンズは研磨剤入りの洗浄剤を使用しますが、注意点としては研磨剤入りの洗浄剤は漬け置き洗いはできないこと・表面加工をしているレンズは加工がはがれてしまうため使用不可です。

ご自身が使用しているレンズの確認が必要です。)

 

これらの洗浄剤を目的に合わせて使用していくのですが、複数の洗浄剤を使用する場合は洗浄効果が打ち消されないか相性を確認する必要があるとのことでした。

 

公演者の方がお話されていた洗浄剤の相性確認のポイントは、洗浄剤は会社のノウハウが詰まった技術の賜物であるため使用しているレンズメーカーと同じものを使用したほうが安全性が高くおすすめであるとのことでした。

 

 

ハードコンタクトレンズはついつい汚れた手で触ってしまうこともあります。

レンズ管理に基本的なことですが、レンズケアには手洗いが大切(特に指先)であること、お化粧などの前にコンタクトレンズをつけることや洗浄剤で汚れを除去することを忘れないなどを行い、コンタクトを清潔な状態に保つようにしましょう。

私もとても勉強になりました。

 

*1 角膜の凹凸により円柱レンズで補正することができない乱視です。メガネで矯正不可でありコンタクトレンズ(主にハードコンタクトレンズ)を使用します。

 

 

 

 

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